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藤沢を流れる川 その2ふじさわをながれるかわ その2

 昔は、集落付近から生涯離れない者も多く、地区で一番大きい川は単に大川、小さい川や用水は、単に小川といわれることが多かったが、場所によって地区の名で呼ばれることもあったようである。
 境川は、藤沢では藤沢川あるいは音無(おとなし)川、下流の片瀬では片瀬川と呼ばれ、柏尾(かしお)川は戸部(とべ)川、大庭では大川と呼ばれていた。
 また引地(ひきじ)川は長後では長後(ちょうご)川、下土棚では土棚(つちだな)川、円行では円行(えんぎょう)川と呼ばれていた。
 葛原に源流がある一色(いっしき)川は、近年になって呼ばれるようになった名で、御所見地区では前田の川と呼ばれていたそうである。
 引地川の名は土地が川の水で押されること(引地)から、目久尻(めくじり)川の名は、東西の集落が水で争い、目くじらを立てたことからといわれている。目久尻川は、1957年(昭和32年)頃まで神輿ごと川に入り、無病息災を祈願する夏祭りが行なわれていた。
 境川はカラス貝、シジミ、川エビ、うなぎなどが獲れ、名前もない小さな川では、こどもたちが水泳で遊び、エビ、カニ、貝、うなぎなどが獲れたという。

円行付近の引地川
**平成21年4月**
東海道線辻堂駅 関東特殊製鋼 国道134号線 浜見山交差点 踏切り