大鋸土地区画整理事業

大鋸土地区画整理事業

 本地区は、藤沢市のほぼ東部に位置し、JR藤沢駅より北東に1.8kmの地点にあり、北側は鎌倉市境に、東側は市道に接する。また、南側は横須賀水道用地に沿い、西側は高台既成市街地を境とする地区である。
 この地域は、かつて山林と畑であり、北側に沿って丘陵地が続いていた。道路は、幅員4m以下の狭い公道が数本だけであった。また、排水路である滝川は、この地区内を不規則に蛇行し、豪雨の時には浸水の恐れがあった。
 そのために、昭和45年8月、区画整理事業に着手した。約18年の歳月をかけて、昭和63年3月26日換地処分の公告を受け、大鋸小学校や大鋸丸山公園など、公共施設の整った新しい街並が誕生した。

事業概要

所在地 住 所 藤沢市大鋸990~1037
藤沢市柄沢494~570
地 番 藤沢市大鋸990~1037
藤沢市柄沢494~570
事業施行期間 昭和45年8月27日~平成5年8月3日
施行面積 22.45ha
所有権者数 238名
借地権者数 4名
総事業費 3,007,891千円
減歩率 公共:9.63% 保留地:17.64% 合算:27.27%

施行区域

大鋸土地区画整理事業

土地利用現況及び土地利用計画

項目 整理前㎡ 整理後㎡
公共用地 道路 8,196 3.7 39,375 17.6
河川・水路 4,270 1.9 5,281 2.4
公園・緑地 11,950 5.3 6,823 3.0
その他公共施設
宅地 田畑・山林 165,775 73.8
宅地 25,416 11.3 139,241 62.0
その他 318 0.1 46 0.0
保留地 33,778 15.0
測量増減 8,619 3.9
合計 224,544 100.0 224,544 100.0

設計図

大鋸土地区画整理事業

換地図

大鋸土地区画整理事業

航空写真で見る区画整理

施工前

大鋸土地区画整理事業

1964年(昭和39年)頃

施工後

大鋸土地区画整理事業

1980年(昭和55年)11月頃